外食業界のマクロトレンド

「新型コロナ世代」

• 調査会社であるデータセンシャル（Datassential）によると、消費者の83％が、新型コロナウイルス感染症のパンデミックは消費者の生活様式を恒久的に変えたと考えていることが分かりました。新型コロナとロックダウンから生まれたトップ2のトレンドは、健康的な食習慣と料理スキルでした。
• この時期に、テイクアウトおよびデリバリーや、食品配達が大幅に増加しました。消費者はこれからも、こういった便利な方法で食料品を購入すると予想されています。
• パンデミックの最もマイナスな面の1つに、食料品の不足が挙げられます。消費者はこれからも、不安から常温保存が可能な食料品を買い溜めすることが予想されています。
• International Food Manufacturers Associationによると、外食業界では、オンラインによる注文が2020年から93％、2019年からだと182％増加しました。基盤はまだ小さいですが、オンライン注文はこれからも、外食業界の利用を促すことが予想されています。

メタバースの到来

• メタバースとは、ユーザーが居住できる仮想の環境です。ユーザーは、このデジタル空間の中で人と交流したり、商品を作ったり売買したりできます。
• 消費者の50％が、メタバースについて聞いたことがあると回答しています（データセンシャル調べ、2022年）。
• 若い消費者は、誕生日パーティーや仮想コンサートなどのイベントにメタバースを利用し始めています。